アルガスサイバーセキュリティ、CLEPAイノベーションアワード2021で受賞
欧州の権威ある表彰プログラムが、アルガスの電子制御装置(ECU)向けの革新的な自動車サイバーセキュリティソリューションを評価
アルガスサイバーセキュリティ、CLEPAイノベーションアワード2021で受賞
欧州の権威ある表彰プログラムが、アルガスの電子制御装置(ECU)向けの革新的な自動車サイバーセキュリティソリューションを評価
イスラエル、テルアビブ、 2021年11月9日 – コネクテッドモビリティのサイバーセキュリティ分野におけるグローバルリーダーであるアルガスサイバーセキュリティは本日、CLEPAイノベーションアワード2021のコネクティビティ＆オートメーション部門で同社が受賞企業に選ばれたことを発表しました。このアワードで表彰されたアルガスの画期的なECU保護ソリューションは、テレマティクス、マルチメディアシステム、ADASユニットなど、あらゆる種類の車載ECUを標的としたサイバー攻撃を検知して低減します。さらに、アルガスの自動車セキュリティオペレーションセンター(VSOC)にインシデントを伝達し、詳細な分析および対応をクラウドから行います。
最新の自動車プラットフォームではECUの高度化とコネクテッド化が進むにつれ、IT分野と似たようなサイバーセキュリティ問題にさらされる機会も増えています。現在の自動車サイバー攻撃は、多段階持続攻撃、ゼロデイ脆弱性の悪用、マルウェアのインストールなど、ITネットワークへの不正アクセスに用いられる高度な技術を模倣したものです。不正アクセスされた自動車は甚大な被害を受け、安全性に深刻な影響を及ぼす可能性があります。残念ながら、標準のECU統合ソリューションは、これらの複雑なサイバー脅威に対処するように設計されていません。
Argus ECU Protection は、今日のコネクテッドビークルの広範囲にわたるアタックサーフェスに対処するために特別に構築された、初のホスト侵入検知・防御システム(IDPS)のひとつです。 現在、9社の自動車メーカーで量産されているArgus ECU Protectionは、ASPICE L2の認証を受け、最良のITセキュリティと自動車の環境に合わせ構築された機能性を兼ね備えています。さらには、アルガスの包括的なサイバーセキュリティ製品ラインナップの一部として、攻撃、脅威、脆弱性に対して自動車メーカーが車内およびクラウドから検知、防御、対応を行えるようにします。
欧州自動車部品工業会(CLEPA)が実施するイノベーションアワードプログラムは、自動車部品のエコシステム全体における革新的な卓越性を評価するものです。国際的な専門家を集めた審査員団が、イノベーションに対する野心、そのイノベーションが持つ影響力やクオリティ、そして競争が激しい最先端市場に参入する準備状況や姿勢を検討して受賞企業を決定します。
アルガスのCEO、Ronen Smolyはこのように述べています。「コンチネンタルなどの業界のリーダーとともに、2021年のCLEPAイノベーションアワード受賞者に選ばれたことは名誉なことです。当社の画期的な技術は、自動車メーカーの自動車保護に対する取り組み方を変え、今後数年で数千万台もの自動車を保護することになるでしょう。今回のCLEPAイノベーションアワード受賞は、オートテック・ブレークスルー・アワード、イノベーション・オブ・ザ・イヤーを受賞した直後だったため、自動車サイバーセキュリティ分野におけるアルガスの革新的なアプローチと技術的なリーダーシップを強く証明するものとなりました」
アルガスサイバーセキュリティについて
コネクテッドモビリティのサイバーセキュリティにおけるグローバルリーダーであるアルガスは、モジュール型の車載・非車載のサイバーセキュリティ製品およびサービスを提供し、あらゆる形態のコネクテッドモビリティをサイバー攻撃から保護しています。顧客は、自動車メーカー、そのサプライヤー、コネクテッドモビリティプロバイダーなどです。アルガスの車両サイバーセキュリティチームは、お客様がサイバーセキュリティの実践とプロセスを製品ライフサイクル全体に統合し、規制に準拠できるよう、幅広いサービスを提供しています。
アルガスの革新的な手法とソリューションは、長年にわたるサイバーセキュリティと自動車の研究に基づいており、70件を超える特許を取得・申請しています。2014年に設立されたアルガスは、イスラエルに本社を置き、米国、ドイツ、フランス、日本、韓国にオフィスを構えています。アルガスサイバーセキュリティの詳細については、https://www.argus-sec.com/ja/ をご覧ください。